さらに悪いことに、この法令によって、ロマノフは構成国の分離主義的・民族的矛盾に危機感を抱くようになった。 中央アジアの構成国では、極端な宗教観の影響を受けていました。 コーカサス地方では、アルメニアとアゼルバイジャンの民族紛争を中心に分離独立の気運が高まっており、ロマノフはソ連が崩壊すれば直ちに戦争に突入することを躊躇しなかった。 反ソビエトとナショナリズムの感情が最も強いバルト三国では、ロマノフは単にバルト住民の忠誠心を信じておらず、徐々に制限を緩和してレニングラードを発展させ、バルト三国をレニングラードの経済圏に統合することしかできなかったのである。 しかし、ソビエト連邦からの離脱権の布告は、ロマノフをいつも不安にさせた。ロマノフは、国民の忠誠心の唯一の保証は政府の鉄拳であり、基本的な自由が否定されない限り、国民は決して自由にはなれないことを心得ていたからだ。

　　 全体主義体制では、本当の忠誠心はなく、恐怖と責任だけがある。

　　 それは力の問題である。 ロマノフが直面したのは、民族排外主義の道を歩むか、レーニン主義に固執して国の崩壊を待つか、という2つの選択肢しかなかった。

　　 ロマノフは、ソビエト連邦が単一国家に変貌し、主体的な国家を持つようになるまでには、どちらかといえば、そのような状態になっていることを知っていた。 国家のイデオロギーや価値観を共和国のそれよりも優先して維持しなければならないか。 仕方のないことだが、今のソ連にはソビエト国家の概念を形成する時間的余裕はなく、各国もこれを受け入れそうになかった。 あるいは、ソ連が崩壊して超大国の地位を目指すことを諦めなければならない。 そのような夢を諦めることは、一見過激なことのように思えるが、多くの人々の犠牲の上に成り立っていることを考えれば、国民には選択肢がなかったのである。 いつの日か、アメリカは頂点に達するか、あるいは没落するか、それがいつになるかは誰にもわかりません。

　　 いずれにしても、国はその日が来るのを覚悟しなければならない。

　　 これに加えて、ソ連の官僚の特権の問題も考慮しなければならなかった...ソ連の官僚には特権はなく、交渉による手当ての腐敗を除けば、ソ連の官僚は公共支出と密輸でしか利益を得ることができなかったのである。 役職は世襲制ではなく、退職後は年金で生活しなければならず、汚職の告発や生活上の問題からの保護は言うまでもありません。

　　 いずれにしても、全体主義に代わるものは民族排外主義であり、これは党が歩めない道である。 ナショナリズムは戦争を意味し、戦争は損失を意味する。 ナショナリズムは大衆のアヘンであり、党を大衆と同一視することはできなかった。

　　 そんなことを考えていたロマノフは、ソ連共産党を全人代モデルにして、ソ連共産党を急速に衰退させたフルシチョフに心底嫌気がさしていた。 さて、ロマノフが意志の強くない2000万人のソ連共産党員を一挙に追放することも不可能だった。

　　 今、ソ連が人口の増加する文化的・物質的なニーズを満たすための経済成長の問題を解決できなければ、人々は疑心暗鬼に陥り、プロパガンダキャンペーンに影響されやすい混乱状態に陥るに違いない。 同時に、彼は、ソ連の官僚たちが、抑圧から解放されたら、直ちにソ連が資本主義を完全に受け入れることを望んでいることに疑いの余地はない。そうでなければ、資本主義国のように、国営企業を民営化して食い潰し、資産を世襲制のファミリービジネスにすることはできないからだ。

　　 ソ連が実際にいくつかの帝国主義的な紛争を起こす可能性は高い。 その主な理由は、共和国間の敵対関係が強まり、第一書記がお互いに不満を持ち、より大きな権力を求めるようになったからである。

　　 彼は、ソ連の政治圏の地図を机の上に平らに置いた。

　　 手が少し震えているのは、疲れているからだ。 迫り来る決断は、彼の体に負担をかけた。 彼はペンを手に取り、地図上のある地域に赤い丸を描いた。現在、アゼルバイジャン・ソビエト共和国傘下にあるナゴルノ・カラバフ自治区は、紀元2世紀からアルメニアが定住し、1923年にアゼルバイジャン・ソビエトに編入された地域である。

　　 そして、アルメニアのヤララ山脈からカスピ海まで、緑の細い線を引いた。

　　 この時、彼は「仕方がない」と決心した。

　　 ソ連を単一国家に変えなければならないが、それにはロシア人を主要な民族とし、すべての構成共和国を自治共和国にするしかなかった。 彼は、ナゴルノ・カラバフをソ連共産党中央委員会の管理下にある最初の自治区にしなければならなかった。

　　 この決断の理由は、国全体の安全と将来の安全、そして何よりもそこに住むすべてのアルメニア人の安全であった。

　　 まず、ソ連共産党中央委員会が身分証明書や市民名簿の民族識別を廃止して徐々に強化され、次に第1レベルで行政区分が変更され、共和国が自治共和国に格下げされ、さらに大きな連邦共和国がいくつか作られ、最後にソ連からの離脱の自由に関する憲法第72条が廃止され、その後、連邦共和国が徐々に廃止されていったのである。

　　 このプロセスに問題がなかったわけではない。 それによって、廃止された共和国から非ロシア人が自治区に流入してきました。 これにより、国内の治安が大々的に取り締まられ、新ロシア人と地元住民の間に高い緊張感が生まれた。

　　 しかし、ロマノフには時間がなかった。 彼にはそうすることしかできなかった。最も簡単に実現できるのは、もちろん、最も人口の多い民族を支配的な民族に形成することであり、最も人口の多いのがチェチェン人か白人であると仮定すれば、彼はそれを支持するだろう。

　　 それ以上に、ロシア人がどの共和国からどの共和国に移住したかという問題を排除した方がいいでしょう。 そうなると、彼らは特定の地域に留まるか、再定住することになる。

　　 まず、バルト三国のロシア化に焦点を当て、ロシア語の継続的な推進、移民、異種婚を伴う民族性を排除したIDカードによってこれを行い、最終的にバルト三国、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアをスラブ系ソビエト共和国の創設によって自治共和国に縮小する。 同様に、コーカサス3国もコーカサス・ソビエト共和国として復活した。

　　 これは、ロマノフの大規模な反腐敗・改革派の粛清が、ソ連の幹部や政治局の不満と恐怖を煽り、ロマノフがフルシチョフのようにクーデターで追放されたくないと考えていた1986年に行われた可能性がある。

　　 一方、ロマノフが外国からの援助を中止し、各国に債務の支払いを要求したことも、国際関係に影響を与え、党内で批判された。

　　 ワルシャワ条約の防衛費削減と外国からの軍隊撤退により、ワルシャワ条約機構は西側諸国にとって信頼できる脅威ではなくなった。

　　 レーガンのサプライサイドの経済政策は、高い成長率と記録的な所得の増加をもたらした。

　　 アメリカとは対照的に、ソ連の軍や党の中にはロマノフに対する不満があり、ロマノフがそれに対処しなければ、数年のうちに政権を失う可能性があった。 同時に、経済を変革し、国家的な軍需産業チェーンを構築して、武器産業分野を掌握し、技術革命を遂行し、食糧問題を解決する必要があった。

　　 それぞれのリーダーは異なる個性を持っており、それぞれの国では異なるタイプの外交政策や内政を経験することになります。 やはり、世界の状況は違います。

　　 ブンブン!

　　 「入る」

　　 彼の新しいアシスタントであるヴィクトル・アルカディエヴィチ・チュルキンがドアをノックして、「同志総書記、外務大臣の同志トロヤノフスキーが到着しました と言った。」

　　 「よし、行ってみよう」

　　 コソラポフからロマノフのアシスタントに指名されたビクトル・アルカディエヴィチ・チュルキンは、レニングラード出身で、レニングラード党学校で働いた後、コソラポフに推薦された。 同時に、彼は確固たる共産主義者であり、反リビジョニストでもありました。

　　 彼は、自分が若者のために年を取っていることを知っていたので、フルシチョフの政策で好んでいた唯一の任期を復活させるが、輪番制ではなく、ロマノフは政権を15年取った後に若者に譲り、2000年に引退する予定だった。 もし、彼が信念と忠誠を貫くならば、の話だが。

　　 ロマノフはトロヤノフスキーの手を握って「同志オレグ、お元気ですか？」と言った。

　　 「いいですね、ありがとうございます。あなたは？」

　　 「ああ、大丈夫だよ。」 とロマノフは笑顔で言った。 「座ってください、今回はソ連の外交政策を議論するためにお会いしているのです」

　　 「はい、はい、もちろんです」とトロヤノフスキーは言った。

　　 「と言って、ロマノフも座ってしまった。

　　 ロマノフは、「まず、我々の弱点でもある農業について話したい。ツンドラ、日照時間の短さ、無霜期間の短さなど、農業生産の過酷な条件について」と真剣に語った。 穀物生産量は年によって大きく変動し、良い年には2億トン以上、悪い年には1億4,000万トンしかありません。家畜用の穀物1億トンを差し引くと、2億7,000万人の人々を満足させるためには、資源を輸出して外貨を調達し、毎年4,400万トンの穀物を輸入しなければなりません。 現在、ソ連の経済成長は停滞しており、アメリカはサウジアラビアなどと連携して、常に原油価格を下げて我々に対抗しているが、輸出構造ではエネルギーが不均衡な割合を占めている。 これらはすべて隠れた危険です」。

　　 「なるほど 」とトロヤノフスキーは言った。

　　 「同志よ、どうする？」

　　 トロヤノフスキーは「私は外交を担当しているので、経済問題は専門外です、同志総書記」と真剣に言った。

　　 ロマノフはうなずきながら、「だからこそ、私はこう言っているのだ」と言った。 WFPと遺伝学研究所は、短期的には輸入を続けなければならない農業の問題を解決しようとしているが、貴重な外貨準備をあまり浪費してはならないし、同時に資本主義陣営からの農産物の輸入に依存しないようにしなければならない。 8月15日はアジアにおける反ファシスト戦争の勝利記念日であり、私は同志トロヤノフスキーが外務大臣として北京に行き、鄧小平との関係を緩和し、貿易を深化させることを期待しているし、必要であれば 国境の紛争地を共同で開発することを提案することもできる。 外交部は中ソ友好条約の更新を目指すべきだ」と述べた。

　　 「はい、もちろんです。」とトロヤノフスキーは言った。

　　 「これは、皆さんがここにいる間に考えなければならない問題の一つに過ぎません」とロマノフは言う。

　　 「はい」とトロヤノフスキーは言った。 「私は知っている」

　　 「同志よ、時間はあるぞ」とロマノフは言った。 「何を議論したいのか？」

　　 トロヤノフスキーの顔は、真剣な表情をしていた。 彼は、「ありがとう、同志よ、30分後にミーティングの約束をしたよ。 時間はあります」。

　　 「そうだね」 とロマノフは言った。「それでは、話し合いましょう と。」

　　 トロヤノフスキーは時計を見た。 部屋の中は静寂に包まれていた。 最後に、「私は都に帰らなければならないが、外交政策について話をしたい と言った。」

　　 「続けて」

　　 トロヤノフスキーは「我々はPLOと同盟しなければならない」と述べた。

　　 また静まり返っている。

　　 「私たちはそれを使うことができます」ロマノフは静かに言った。

　　 「そうです」

　　 「リビアはシリア、イラクとも引き続き友好協力を深め、緊密な貿易関系を筑き、できれば経済交流会に加盟させることが望ましい。

　　 質問は?」

　　 「いいえ」

　　 「結構です」とロマノフは言った。

　　 「それから、中国に鄧小平に代わる親ソの人物がいるのか?」

　　 「わからない」とトロヤノフスキーは言った。

　　 「知っておかなければならないことがある」とロマノフは怒りをあらわにして言った。「我々の資源を早く安価に市場に出せる人間が必要だ」

　　 「はい」

　　 「適任者を見つけたら私に知らせてください、トロヤノフスキー同志、これは中国が官僚資本主義改革の道を継続することを防ぐために必要な措置です。

　　 KGBは小平を暗殺して中国を保守派の支配に戻す計画を担当するだろうが、もちろん毛沢東の極端路線に戻すことはできない」と述べた。

　　 「いや、それは問題だ」と外相は言った。

　　 「よろしい」とロマノフは言いました「我々は会議を開いて残りの詳細を計画する必要がある」

　　 「はい」

　　 トロヤノフスキーが去った後、ロマノフは執務室に戻って考え込んでしまった。 世界革命と援助を放棄した中国修正主義者を置き去りにして、ロマノフの思考は外貨準備の問題に戻った。かつてソ連ルーブルは1ルーブル＝0.9ドルで推移していたが、1980年代に入ってからの1985年には公定歩合が1ルーブル＝0.7ドルとなり、闇市場でさらに切り下げられることになったのである。

　　 ロマノフは、必要な輸入品を購入するための十分な外貨準備をすることが難しくなってきたことを認識し始めた。

　　 彼が計画できるのは、国際的なソースからソ連のローンを回収しようとすることと、同時に、同盟国への無償援助をやめて有償の相互援助に切り替えることで、対外援助を削減することだけである。 特に、ワルシャワ条約加盟国は経済的に統合し、ソ連の産業チェーンの中で軽工業や電子機器などの産業を生み出す役割を担うようにし、また、鉄のカーテンの中での自由な移民、ビザの開放、共通通貨の使用などを試みる必要があった。

　　 同時に、GATTへの加盟申請も必要となる。 外交問題に発展しないように、どうやって拒否するかがポイントだ。 残念ながら、アメリカはソ連の参加を許すほど愚かではなかった。

　　 ロマノフは、コソラポフをはじめとする知識人や教授たちを経済的な補助金で買収して、ソ連のGA加盟が市場経済を選択し、自由な世界に向かっていくというプロパガンダキャンペーンを展開するしかなかった。このプロパガンダがアメリカでどれだけ信じられるかはわからない。 もちろん、ロマノフは、エリツィンが歴史上の知識人にしたことを知識人にも行い、学校や作家への補助金や報酬をほとんど打ち切ってしまった。常に寵愛を受けていて取り込める人は別として、ロマノフは、講演をしたり、小説を書いたり、ソ連を罵ったりすることで報酬を得られたブレジネフ時代に戻らせるつもりはなかったので、路上で本を売ったりしていた。

　　 何？ 抗議があったのか？ コソラポフ氏は、「プラウダは常に、議論の中から真実が見えてくると主張してきた。 論文の中で作家と教授が罵り合いをするように。

　　 何？ 誰かアメリカに移住したい人はいませんか？ そう、ソビエト連邦での無料の教育、医療、住宅維持、生活費のすべてを払えばいいのです。

　　 何？ アフガンのムジャヒディーンを支援し、ソ連の悪の帝国に断固として反対する人。 コソラポフは、「宗教的なアフガニスタン人を理解して支援し、この作家をすぐにアフガニスタンに送ってゲリラと一緒にいてほしい」と言った。

　　 何？ 誰かが総書記の政治的なジョークを作ったのか？ ロマノフのコメント：私も好きです。 家に帰って、友達にも同じことを言ってみてください。

　　 何？ 誰かが、私は良いリーダーではないと言った？ ロマノフは笑って答えた。「いや、でもそれは悪いことではない。

　　 何？ ある人は、私が腐敗していると言いますが？ いや、ロマノフは、アメリカよりもソ連のシステムの方が純粋だと言う。 ところで、噂を流す人たちをシベリアの精神病院に送ってください。

　　 明らかに、総書記は月給を800ルーブルから1,200ルーブルに増やしただけで、小さなダーチャに住み、ムスコの車を運転することが腐敗だと思うか？ これで、米国の1％の富裕層が数十億円の報酬を得ているという事実をどうやって直視するのか。

　　 [newpage]

　　 [chapter:The Kremlin: The Iron Curtain 1985/ Chapter 3: The Soviets: Reformers]

　　 What exactly was the Soviet Union? A union of states? A federal state? An entity that existed solely by virtue of ideology? A homeland for the global proletariat? A large Russian empire?

　　 This question could not be answered even by Romanov, now General Secretary of the Central Committee of the Communist Party of the Soviet Union.

　　 The \\"Soviet people\\" were not a homogeneous mass. While many of the citizens of the republics may have been of similar ancestry and spoke a common language, it was not enough to make them truly a unit. Rather, the \\"Soviet people\\" were a collection of nations and cultures that had been brought together by common conquest and totalitarian rule. As such, there were significant differences in the living standards and material conditions of the people.

　　 More importantly, the Soviet Union had an inherent weakness for historical reasons.

　　 Because Lenin was not a nationalist, the Soviet Constitution provided for the freedom of the Union Republics to secede from the Soviet Union; although this provision was not removed under Stalin, the Union Republics had their own flags, emblems, and national anthems.

　　 From the original Soviet Constitution to the adoption of the Soviet Constitution in 1977, Chapter VIII, Article 72 retained the freedom of secession of the Union Republics from the USSR.

　　 This freedom was never actually exercised, as it would have resulted in the dissolution of the USSR, and this clause had been effectively repealed to a large degree by the late 1930\\u0027s.

　　 Worse, this decree makes Romanov now feel threatened in the face of separatist and ethnic conflicts in the constituent states. In Central Asia, the Central Asian constituent states are influenced by extreme religious beliefs. In the Caucasus, separatist sentiment was high, especially in the ethnic conflict between Armenia and Azerbaijan, and Romanov did not hesitate to break out into war immediately if the Soviet Union broke up. In the Baltic States, where anti-Soviet and nationalist sentiments were most serious, Romanov simply did not believe in the loyalty of the Baltic populations and could only gradually ease restrictions and develop Leningrad, incorporating the Baltic States into the Leningrad economic sphere.

　　 But the decree of the right to secede from the Soviet Union has always made Romanov squirm for he knows in his heart that the only guarantee of the loyalty of the people is the iron fist of government and that the people are never free as long as they are not deprived of their basic liberties.

　　 In a totalitarian system, there is no true loyalty only fear and duty.

　　 It\\u0027s a question of power.Romanov faced all this with only two options, to follow the path of national chauvinism or to adhere to Leninism and wait for the dissolution of the state.

　　 Romanov knew that the Soviet Union would either have to transform into a unitary state and have a dominant nation. Either the ideology and values of the state had to be kept superior to those of the republics. There was no other way to solve this, the Soviet Union did not have time to shape the concept of a Soviet nation now, and the nationalities were unlikely to accept this.

　　 Or the Soviet Union had to dissolve and give up the pursuit of superpower status. Although it might seem a radical step to relinquish such dreams, given the tremendous sacrifices made by so many, the nation had little choice. One day, the United States of America would reach its zenith, or it would fall, and who knew when that might be?

　　 In any case, the nation had to be ready for when that day came.

　　 In addition, the privileges of Soviet bureaucrats had to be taken into account...Soviet bureaucrats did not have any privileges, and apart from allowances, the Soviet bureaucracy could only profit from public spending and smuggling. The positions were not hereditary and once retired, they had to live on their pensions, not to mention preventing accusations of corruption and lifestyle problems.

　　 In any case, the alternative to a totalitarian system was national chauvinism and that was a road the Party could not travel down. Nationalism meant war, and war meant loss. Nationalism was the opiate of the masses, and the Party could not be the equivalent of the masses.

　　 Thinking of all this, Romanov was disgusted to the core with Khrushchev, who had turned the Soviet Communist Party into a universal party model leading to the rapid corruption and degradation of the Soviet Communist Party. Now, Romanov also could not expel 20 million of the Soviet Communist Party members who were not strong-willed in one breath.

　　 Now if the Soviet Union cannot solve the problem of economic growth to meet the growing cultural and material needs of the population, it is bound to make the people suspicious and fall into confusion, which can easily be influenced by propaganda offensives. At the same time, he has no doubt that Soviet bureaucrats would immediately want the Soviet Union to fully embrace capitalism once they are free from repression; because otherwise they would not be able to privatize and swallow up state-owned enterprises and make their assets hereditary family businesses like capitalist countries do.

　　 It is quite likely that the Soviet Union would actually have several imperialist conflicts. The major reason being the increasing hostility between republics, the first secretaries are not happy with each other and want more power.

　　 Romanov he laid the map of the Soviet political zone flat on his desk.

　　 His hands trembled slightly, he was very tired. The stress of the decisions that were to come were taking a toll on his body.He picked up a pen and drew a red circle on a region on the map, which is the Nagorno-Karabakh Autonomous Region, currently under the Azerbaijan Soviet Republic, settled by Armenia since the second century A.D. and included in the Azerbaijan Soviet in 1923.

　　 Then he drew a narrow green line running from the Ararat Mountains in Armenia to the Caspian Sea.

　　 That\\u0027s when he decided. He had no choice anymore.He had to make Nagorno-Karabakh the first autonomous oblast under the Soviet Central Committee.

　　 The reason for this decision was the safety and future security of the entire country, and more importantly all the Armenians living there.

　　 First, it gradually strengthened the power of the Central Committee of the Communist Party of the Soviet Union by abolishing the ethnic identification of identity cards and civil registries; then it changed the first level of administrative divisions, downgraded the republics to autonomous republics and created several larger federal republics; finally, it abolished Article 72 of the Constitution on the freedom to secede from the Soviet Union, and then gradually abolished the federal republics.

　　 The process was not without its problems. It created a mass influx of non-ethnic Russians, who came from the republics that were abolished, into the autonomous oblast. This led to a massive crackdown on internal security and a high level of tension between the new Russians and the native population.

　　 However, Romanov ran out of time. He could only do this, and the easiest to achieve is of course the most populous ethnic group shaped into the main ethnic group, assuming that the highest population is Chechens or Caucasians, he will support Chechens or Caucasians to become the main ethnic group.

　　 In addition to this, it would be best to eliminate the problem which republics the Russians are migrating from and arriving in. It\\u0027ll force them either to stay or to resettle in a particular region.

　　 First focus on the Russification of the three Baltic states, doing so through ID cards eliminating ethnicity with the continued promotion of the Russian language, immigration and intermarriage, and finally reducing the three Baltic states, Belarus, Ukraine and Russia to autonomous republics with the creation of Slavic Soviet Union republics. Similarly, the three Caucasus countries were restored as Caucasian Soviet republics.

　　 This work could have been implemented in 1986, now that Romanov\\u0027s massive anti-corruption and purge of reformists had left Soviet cadres and the Politburo discontented and fearful, and Romanov did not want to be ousted by a coup like Khrushchev.

　　 At the same time, Romanov\\u0027s cessation of foreign aid and his demand that countries pay their debts also affected international relations and was criticized within the party.

　　 The Warsaw Pact\\u0027s defense cuts and troop withdrawals from foreign countries meant that the pact was no longer a credible threat to the West.

　　 Reagan\\u0027s supply side economic policies generated high growth rates and record revenue increases.

　　 In contrast to the United States, there are grievances against Romanov within the Soviet army and party, and Romanov is likely to step down in a few years if he does not resolve the grievances. At the same time, he needs to transform the economy and construct a national military-industrial chain to seize the arms production field, carry out a scientific and technological revolution and solve the food problem.

　　 The personality of each leader is different, andtheir respective nations will experience different types of foreign and internal policies. After all, the world situation is different.

　　 Boom boom!

　　 \\"Come in.\\"

　　 His new assistant, Viktor Arkadyevich Tyurkin, knocked on the door and said, \\"Comrade General Secretary, Comrade Troyanovsky, the Minister of Foreign Affairs, has arrived.\\"

　　 \\"Good, I\\u0027ll go and see him.\\"

　　 Viktor Arkadyevich Tyurkin, who was nominated by Kosolapov to Romanov for the post of assistant, was a Leningrad native who worked at the Leningrad Party School before being recommended by Kosolapov. At the same time, was a staunch communist and anti-revisionist.

　　 He knew he was getting old for the young man and would restore the only term of office he favored in Khrushchev\\u0027s policy but not the rotation system, which Romanov planned to hand over to the young man after fifteen years of rule until 2000. If, that is, he would stick to faith and loyalty.

　　 Romanov shook Troyanovsky\\u0027s hand and said, \\"Comrade Oleg. How are you?\\"

　　 \\"Well, thank you. And yourself? \\"

　　 \\"Oh, I\\u0027m fine,\\" laughed Romanov. \\"Please sit down, I am seeing you this time to discuss Soviet foreign policy.\\"

　　 \\"Yes, yes, of course,\\" said Troyanovsky.

　　 \\"Good, good,\\" said Romanov, taking a seat as well.

　　 Romanov said seriously: \\"First of all, I would like to talk about the problem of agriculture, which is also our weakness, the poor conditions of agricultural production; permafrost, short sunshine hours, short frost-free period. Grain production fluctuates too much every year, reaching more than 200 million tons in good years and only 140 million in bad years; minus 100 million of grain for livestock, we have to export resources for foreign exchange to import 44 million tons of grain every year to satisfy 270 million people. Now the Soviet economic growth is stagnating, the United States, together with Saudi Arabia and other countries, is constantly lowering the price of oil to combat us, while energy accounts for a disproportionately large share of the export structure. These are all hidden dangers.\\"

　　 \\"I see,\\" said Troyanovsky.

　　 \\"What would you do, comrade?\\"

　　 Troyanovsky said seriously:\\"I am in charge of diplomacy, economic issues are not my specialty, Comrade General Secretary.\\"

　　 Romanov nodded and said, \\"That\\u0027s precisely why I\\u0027m saying this. The WFP and the Institute of Genetics are trying to solve the problems of agriculture, which must continue to import in the short term, but we must not waste too much of our precious foreign exchange reserves and at the same time prevent dependence on imports of agricultural products from the capitalist camp. 15 August is the anniversary of the victory in the anti-fascist war in Asia, and I hope that Comrade Troyanovsky will go to Beijing as foreign minister to ease relations and deepen trade with Deng Xiaoping, and if necessary It is possible to express joint development of disputed territories on the border. The diplomatic service should aim to renew the Sino-Soviet friendship treaty with China.\\"

　　 \\"Yes, of course,\\" said Troyanovsky.

　　 \\"This is just one of the issues we must think about while you are here,\\" said Romanov.

　　 Troyanovsky\\u0027s face is a mask of seriousness. He says, \\"Thank you, comrade, and I had a meeting scheduled in half an hour. I have time.\\"

　　 \\"Yes,\\" says Romanov. \\"Let\\u0027s discuss it then.\\"

　　 Troyanovsky looks at his watch. The room is silent. Finally, he says, \\"I have to get back to the capital, but I want to talk about foreign policy.\\"

　　 \\"Go on.\\"

　　 \\"We have to make an alliance with the PLO,\\" says Troyanovsky.

　　 There is silence again.

　　 \\"We can use them,\\" says Romanov quietly. \\"They would help.\\"

　　 \\"Yes.\\"

　　 \\"Libya and Syria and Iraq should also continue to deepen their friendship and cooperation to establish close trade relations, and it would be better to get them to join the ECC. Any more questions?\\"

　　 \\"There are none.\\"

　　 \\"Very well,\\" says Romanov.\\"And that is, is there any pro-Soviet candidate in China who can replace Deng Xiaoping?\\"

　　 \\"I don\\u0027t know,\\" says Troyanovsky.

　　 \\"You have to know something,\\" says Romanov angrily. \\"We need someone who can get our resources to market quickly and cheaply.\\"

　　 \\"Okay.\\"

　　 \\"Let me know when you find the right person, Comrade Troyanovsky, which is necessary in order to prevent China from continuing the path of bureaucratic capitalist reform. The KGB will be responsible for planning the assassination of Deng Xiaoping to return China to conservative control and, of course, we cannot allow it to return to the extreme line of Mao.\\"

　　 \\"No, that would be a problem,\\" says the foreign minister.

　　 \\"Good,\\" says Romanov. \\"We need to have a meeting to plan the rest of the details.\\"

　　 \\"OK.\\"

　　 After Troyanovsky left, Romanov returned to his office and fell into thought. Leaving behind the Chinese revisionists who have abandoned the world revolution and aid, Romanov\\u0027s thoughts returned to the issue of foreign exchange reserves, although the Soviet ruble once arrived at 0.9 to the dollar, but since the entry into the eighties to 1985 the official exchange rate to 0.7 dollar to the rubles, which in the black market ruble to be further devalued.

　　 Romanov began to see that it was getting more difficult to have sufficient foreign exchange reserves to pay for essential imports.

　　 He could only plan to try to recover Soviet loans from the international community, while cutting foreign aid and stopping free aid to allies in favor of paid mutual aid. In particular, the Warsaw Pact member states should try to integrate economically, turning them into a part of the Soviet industrial chain to help produce light industry, electronics, and other industries, and also try free migration within the Iron Curtain, open visas, and use a common currency.

　　 In the meantime, he would have to ask the World Bank or IMF for a loan. The trick would be to find a way to refuse without causing a diplomatic incident.

　　 In the meantime, he will have to apply to the General Agreement on Tariffs and Trade for membership. The trick is to find a way to reject it without causing a diplomatic incident. Unfortunately, the US was not stupid enough to let the Soviet Union join.

　　 Romanov could only get Kosolapov and the intellectuals and professors bought by the financial subsidies to launch a propaganda campaign about how Soviet membership in the General Agreement on Tariffs and Trade would choose a market economy and move toward the free world, and it is not clear how much of that propaganda would be believed in the United States. Of course, Romanov also adopted the same ruthless approach to intellectuals as Yeltsin did in history, directly almost cutting off the subsidies and fees of schools and writers; except for those intellectuals who will always support and can fight, Romanov does not intend to let them continue to live the Brezhnev period when they can get money for giving lectures, writing novels and cursing the Soviet Union, so go sell books on the street.

　　 What? Someone protested? Kosolapov said: Pravda has always maintained that truth comes out of debate. Let the writers and the professors call each other names in the newspaper.

　　 What? Someone wants to emigrate to the United States? Yes, just pay all your free education tuition, health care, housing maintenance and living expenses in the USSR.

　　 What? Someone who supports the Afghan mujahideen in their firm opposition to the Soviet evil empire? Kosolapov said: support the Afghan religious elements to show understanding, immediately send this writer to Afghanistan with the guerrillas.

　　 What? Someone made up a political joke about the General Secretary? Romanov said: I like to read them, too.

　　 By the way, send the rumor-monger to a Siberian psychiatric hospital.

　　 Obviously, the General Secretary just raised his monthly salary from 800 rubles to 1200 rubles, do you think that living in a small dacha and driving a Muscovite car is called corruption? How does this make the richest 1% of the US face their own dollars in billions, owning more than 20% of the total wealth of the US.